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コラム

 

再び故郷ライド・北海道ルート(2014/10/4〜5) その1

2017年01月18日
弁護士  太田 賢二   プロフィール

 2015年度は札幌弁護士会会長、2016年度は北海道弁護士会連合会理事長(+札幌弁護士会野球部監督)という要職に就いたために、もう一つの趣味である自転車ライドが全くできなかった。

 今年は、もう少し自転車に乗りたい!そんな思いを本気モードにするために、3年前の函館から札幌までの「故郷ライド・北海道ルート」を掲載することとした。

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 2012年のゴールデンウィーク、ぼくは、故郷金沢(石川県)から札幌市まで、自転車(それも折りたたみのクロスバイク)で駆け抜ける計画を立てた。
 そのときは、雨と道に迷って青森からフェリーに乗り遅れたこともあって、函館湯の川までで断念した。走行距離約850キロ。まあ賢明な大人の選択だった。(当時の詳細をお知りになりたい方は、以下のホームページをご覧ください(http://www.ozoralaw.com/column/2013/01/2012.html)。
 
 ともかくそのご褒美に、ぼくは、バイクを買った。
 そして2014年、10月に函館出張があるとわかったときから、2年前の故郷ライドを貫徹したい、という思いがわきあがってきた。前の故郷ライド実行の時には、かみさんに「馬鹿じゃない!」と怒られたが、今回はさほどではなかった。とりあえず道内だし、仲間が同行してくれるということもあったのだろう。まあ一番は、かみさんが「言いだしたら聞かない」ぼくの性格に諦めているからだと思う。
 
 10月2日(木)に、飛行機で函館入り。輪行の苦手な(できない)ぼくは、いろいろ考えて、シーコンを購入。
 それでも梱包に四苦八苦だったが、何とか無事に函館に到着した。
 10月3日(金)は、チームラボカのメンバーの一人(今回の伴走者、僕より26歳年下。まだ20代じゃん!)と仙台の自転車部のメンバー3人とで100キロ余りをテスト走行。うちのチームが、如何に走るか、ということを痛感した。
 
20170117- 1.jpgのサムネール画像
 
 10月4日(土)。故郷ライド北海道ルートのスタート。
 (http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=33c7fbd1191f65c75e548a88f76640d6
 朝7時前に、伴走者が私の泊っているホテルに到着。「めちゃ逆風ですよ」と、脅しをかける。そんなこと言ったって、今日泊まる昆布温泉の宿に荷物も送っているから、走るっきゃない。
 函館市内から七飯までは、5号線のアップダウンを回避。ちょくちょく信号に引っかかる。「もうすぐ信号なくなりなりますから。」「そのうち信号が恋しくなるから。」と伴走者が言葉を発するが、慰めになっていない。
 最初の難関は、大沼公園までの上り。標高差約150メートル。道路状況はまあまあだった。大沼公園付近のコンビニで小休止。そこで伴走者の携帯が鳴る。大沼公園で家族と宿泊中の別のメンバー(当時札幌弁護士会副会長)から、「ちょっとだけ一緒に走るので、これから合流する。」、という連絡。ここから道の駅「YOU・遊・もり」までを3人で走る。しかし副会長は、今期非常に多忙だと聞いているのに軽快な走行で先導する。なんでもサイコンが壊れていて、感覚で先導したそうな。いやあ、早いなあ。しかし5号線は、路肩がガタガタなところが多くバイクに優しくない。
 
 「YOU・遊・もり」で小休止。屋上に上ると駒ヶ岳がきれいに見える。思わずうっとり。ここで副会長とはお別れ。彼は、大沼公園に戻って家族だんらんのはず。
 
20170117- 2.jpg
 間もなく海岸線に出て、5号線を一路北上。今日のうちに後110キロは走らなければ。
 この森町の5号線上で、大アクシデント!
 スピードに乗って小さな上りをアタックしていた時、路肩と車道の間に、土と草で見えずらかった2,3センチの段差にタイヤを取られ転倒!しかも、不用意に車道側へ倒れた!ヨロヨロ、ガッシャーン!という感じ。不幸中の幸いで、後続車両はなかった。すぐ自力で路肩側に避難する。痛い。
 先を走っていた伴走者もすぐに気付いて心配そうに近づいてくる。反対車線側に、段差のある歩道が設けられていたので、とりあえずそこへ移動。
 右大腿部上部がかなり痛い。地面にたたきつけた。それ以外に、右足ふくらはぎを自転車にぶつけたよう。それに左大腿部にも若干違和感あり。でも何とかバイクは漕げそうだ。右ひじから手首の間のウィンドブレーカーが大きく引き裂かれている(一張羅なのに)。その下に着ていたジャージもしっかり穴があいている。さらにその下のインナーもこすれている。ひりひりする。たぶんかなりの擦過傷。でも今傷口を直接見たら、走る気力がなくなってしまいそう。
 
 バイクは?ハンドルが少し曲がってしまった。それは原始的な方法(力づく)で問題ないところまで戻す。前輪は大丈夫。後輪はややブレーキが引っかかる。伴走者が、ブレーキを緩める。一応廻ることは大丈夫。
 身体も動く。バイクも動く。じゃあ、行くしかない。「しばらくゆっくり目で行きましょう。」と伴走者が言ってくれて、しばらくぼくが先行する。いろいろな痛みはあるのだが、何とか走れることでほっとする。数キロ走って、向かい風であることで、伴走者が先頭を交代してくれる。
 
 20キロ前後で小休止を取りながら、長万部で昼食。すでに午後1時過ぎ。名物のかなやのカニ飯を食べる。うん、駅弁のよりうまいなあ。
 
 30分ほど休んで、外に出ると道路が濡れている。雨?でもお日様は出ている。進行方向にはきれいな虹も見える。休憩時の通り雨で良かったね。などと言いながら走り始める。しかし雨がやまない。長万部の駅近くで、一応湿布薬を購入。雨脚が激しくなる。函館方面は晴れているのだが、これから向かう黒松内や蘭越方面には黒い雨雲が流れている。これから残りは基本上り。そして向かい風。コンビニ等はほとんどない。
 実際向かい風と雨の中を、ただひたすら走る。細かいアップダウンが続く中、平均速度はなかなか20キロまで届かない。下りは、ぬれた路面でブレーキが利かなくなるのが怖い。
 
 道の駅「くろまつない」で休憩。建物内は暖房が利いて暖かい。靴下はびちゃびちゃ。ミルクティを飲んでも身体の芯からは暖まらない。時間はすでに3時を回っている。明るいうちに宿までつけるだろうか。
 
 この後の蘭越町へ向かう峠がこの日の最大の上り。しかも雨脚が今まで以上に激しくなる。「天気予報の嘘つき!」思わず心の中で叫ぶ。
 4時半近くにようやく、「蘭越・ふるさとの丘」に到着。雨もほとんど小止みに。ここまでくればあと15キロほど。とはいうものの、今日の宿までは、やはりアップダウンが続く。何とか明るいうちに着きたいもんだ。ときどき遠くに羊蹄山らしい影が見えてくる。ううん、大分来たなあ。身体の痛みを感じる余裕すらない。
 
 午後5時過ぎに、昆布の幽泉閣に到着。本日の走行距離約158キロ。
 
20170117- 3.jpg
 
 風呂に入って、はじめて手の傷口を見る。痛々しい。でもほぼ乾いている感じ。そっと湯船につけてもしみることはほとんどない。右ふくらはぎは、内出血をして少し膨らんでいる。でもあまり自覚症状がない。血を見るのは嫌いだが、かみさんには時々「恐竜みたい」と言われるくらい痛みに鈍感なときがある。とにかく今日は食べて飲んで、ぐっすり眠ろう。
(続く)







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