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文系ですが

2013年04月10日
弁護士  川島 英雄   プロフィール

 最近、事務所のHPの弁護士紹介の内容をちょっとだけ変更しました。
  「重点取扱分野」に、「IT関連紛争」を加えてみたのです。

 


  
 実は、「IT関連紛争」を加えるかどうか、非常に悩みました。
  「IT関連紛争」が重点取扱分野だと表示してしまうと、「ITの専門家だ!」と誤解されるかもしれないと思ったからです。

 


  
 正直にお話ししますと、私、IT関連企業や大手メーカー等のシステムエンジニアの方などと比べたら、とてもじゃありませんが「ITの専門家だ!」などとは言えません。
 

 じゃあ一体何なんだ、と言いますと、法学部出身(文系)の人間が多いこの弁護士業界の中で言えばコンピューターに通じている方である、ということをアピールしたかっただけなのです。
  

 


 実は私も立派な法学部出身(文系)です。弁護士にも理系出身者やシステムエンジニア経験者も少数ながらいますし、コンピューターの世界を趣味にしている弁護士もいるはずなので、おそらくこういった方々よりも知識は劣ります。
 

 ですが、大半の弁護士は、基本的にコンピューターなどの理系的な知識は苦手であり、私はおそらく、平均的な弁護士と比較すれば高レベルにある、とはいえそうなのです。
 

 調べたことはないので、実際には平均的な弁護士がどの程度かはわからないのですが、普段接している弁護士から想像すると、例えば、パソコンを使用するとき、基本的なソフトであるワードやエクセルを通常の使用方法で使用することは、ある程度の弁護士が難なくこなします。ですが、ツールバーのオプションメニューから設定を変えてみたり、エクセルで関数を利用したり、パソコンを入れ替えたので既存の設定を新しいパソコンに設定し直したりとなると、すぐ対応できる弁護士の数は急に限られてくる・・・、という感じでしょうか。
  

 


 私は、決して「専門家」とは名乗れませんが、事務所のHPのテキスト表示くらいであれば自分でソースを修正してしまいますし、自分の都合に合わせてソフトの設定を変えてしまうことくらいはやってのけます。エクセルで関数を使って統計資料を作るのも結構好きです。
 

 ですので、「専門家」とは名乗れなくても、平均的な弁護士よりはコンピューターに強いと思いますので、IT関連の紛争で相談を受けたときも「こんな言葉も知らないんですか?」「こんなことも理解できないんですか?」ということはあまりないと思います。ただしあくまでも「平均的な弁護士よりは」です。
 

 この程度で恐縮ですが、もしよろしければ、ご相談してみていただければと思います。
  


 ちなみに、昨年うちの事務所に加入した桑島弁護士は理系出身で、私よりコンピューター関係に精通しています。
 

 なので、そのうち「ITの専門家です!」と名乗ってみてはどうかと勧めてみようと思います(笑)。

 

 

 

 

 

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