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コラム

 

麻里衣弁護士の結婚に贈る言葉

2011年05月25日
弁護士  太田 賢二   プロフィール

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 先日、当事務所の渡辺麻里衣弁護士が入籍し、結婚披露宴を開きました。その際に、同僚としての挨拶を頼まれました。それで麻里衣弁護士のご了解を得て、コラムとして掲載させていただきます。

 当日の麻里衣さんは、本当別人のように(失礼)、きれいでした。

 

 

                                     *  *  *

 

 

 私たちの札幌おおぞら法律事務所には、9人の弁護士がいます。
麻里衣さんは、その一員で、現在3年目の弁護士です。
新郎さんのご親族・ご友人の皆様は、「あいつがとうとう結婚する、相手は何と弁護士だ。」、と聞いて、どのようにお感じになったでしょうか。

 例えば、
「何か弱みでも捕まれて弁護士と一緒になったんじゃないか。」とか、
「弁護士のかみさんと夫婦喧嘩したって負けるに決まってる。」、はたまた
「麻里衣って言う名前からして、英語ペラペラのお高いレディじゃないの。」なんて思った方もいらっしゃるかもしれません。

 そして、今目の前にいる、本当にきれいでとってもかわいい新婦が、麻里衣さんです。見ての通り、お高くとまるなんてことは、全然ありません。知っている限りでは、喧嘩もへたくそで人の弱みを握って、ということはまずありません。ついでに英語もたいしたことはないはずです。

 もちろん仕事柄、法廷に行くときなどには、きっちりスーツに身を包んでいます。でもそうでないときは、まるで女子大生というか、「社会人らしくない」と表現してしまいそうな格好で事務所に登場したりもします。

 そんなこと含めて、麻里衣さんはとっても明るく、誰からも好かれる、一緒にいると安心できる女性です。


弁護士という仕事のことを少しお話しします。
多くの依頼者は、人に言えない悩みや弱みを持って法律事務所にきます。
弁護士はその相談を受けて、最終的には物事の解決を考えます。
いわば人の不幸で飯を食っているという部分が弁護士にはあります。

 依頼者というのは目の前にいる弁護士を頼りにしてきています。
そこでは若いとか、あるいは女性であるとかいう言い訳は聞きません。
そのときに一番基本になるのは依頼者との信頼関係です。

 そして、実は依頼者というのは意識無意識で嘘をつきます。これが本当にしんどいのです。ですから弁護士としては第3者の視点でも相談事をみておくことが必要です。

 依頼者との信頼関係を作り、維持していくこと。そうしたうえで、相談の内容を正確に把握し、その事件の解決をイメージする、ということが問われます。

 なかなかむずかしいですよね。単に、試験で良い点数が取れればいい、ということでは決して成り立ちません。

 もちろん、麻里衣さんにはその弁護士としての基本的な能力を十分に持ち合わせています。

 そのことを私は麻里衣さんと最初の1年間、それから最近でもいくつか一緒に仕事をしている中で確信しています。
特に事件をめぐる様々な事実を整理して、そこから依頼者の言い分を法的に表現する能力、文書能力は本当に優秀です。

 加えて、弁護士の基本として、「誠実さ」ということが重要です。
麻里衣さんはこれを天性のものとして持っています。
変な言い方になりますが、「屈託のない誠実さ」、とでもいうのでしょうか。そのことは依頼者に対してはもちろん、スタッフ・同僚への対応でも強く感じます。

 さらに彼女のすばらしいところは、「いろんなことに、物怖じしない。」、ということです。
麻里衣さんは、結構面倒なことでも、「これやってみる?」と声を掛けると、「はい、やります。」とすぐに返事が返ってきます。

 すっごく明るいですよね。しかも嫌みがない。
私は、麻里衣さんのそんなところが大好きであり、心から信頼しています。

 

 

 さて、一昨年、麻里衣さんから新郎とお付き合いしている、というお話を伺いました。そうこうしているうちに、お二人は入籍し、一緒に暮らすようになりました。
その間、麻里衣さんのお父様が体調を崩されいろいろ気苦労があったことを伺っていました。
そんな状況でも麻里衣さんは仕事をてきぱきと処理をし、2年目の弁護士として、日々成長していました。

 事務所の中ばかりでなく、弁護士会やいろいろな弁護団活動等でもいろいろな役割を与えられ、そこで十分に信頼を得て、力を付けてきました。

 そんな麻里衣さんを支えたのは、きっと新郎と一緒にいる時間と空間だったのだと思います。
そんな仲むつまじい二人のことは、私たちの事務所報やホームページで麻里衣さんが書いているコラムからほのぼのと伺えます。ホームページでは、以前の事務所報もご覧になることができます。

 そこで麻里衣さんは例えば、登山、オートバイ、それにお弁当の話等々。直接新郎のことは書かれてはいないのですが、文書の向こう側に新郎がいることを知っている者としては、思わずニヤニヤしたりしました。
今日こうして並んでいるお二人をみても、本当にお似合いのカップルです。

 

 そんなお二人に、私から贈る言葉、というのはなかなか見つかりません。
でも、せっかくの機会だと思い、私なりに本当に若いお二人に伝えたいことがないかと、ずっと考えてきました。

 それは、ずっと「ありがとう」を言えるお二人でいていただきたい、ということです。

 「愛してる・アイラブユー」と言うのはとっても素敵です。
ですが、何年も寄り添っていると、正直なかなか言えなくなるものです。
私も、結婚して20年あまりになりますが、もう何年言えてないですかね?


でも、「ありがとう」なら大丈夫。
「ありがとう」は幸せをもたらしてくれます。
ちょっとしたことに、「こうしてくれてありがとう」、はもちろん、「話を聞いてくれてありがとう。」そして、「一緒にいてくれてありがとう」。
夫婦である以上、一緒にいることは当たり前なのですが、その気持ちを素直に伝えあえる二人であってほしい。


多少なりとも人生の先輩として思うのは、夫婦とか家族というものはいつも良いときだけではありません。でも、悪いことばかりでもないものです。
素直に「ありがとう」を伝えること。
そのありがとうの中には、きっと「愛している」の何倍ものお互いに対する思いがこもってくるはずです。

 

 本日は、本当におめでとうございました。

 

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