「いま、私たちの「知る権利」が危ない!−軍事・外交情報とジャーナリズムの役割−」のご案内(札幌弁護士会)
2009年10月19日
これまで、自衛隊の海外活動の詳細は、国会や国民にはほとんど明らかにされませんでした。また、日米間の核持込みを認める密約が取り沙汰されていながら、政府は一貫してその存在を否定し続けてきました。
主権者である私たちは軍事・外交に関する情報をどれだけ知っているのでしょうか?
報道の問題を問い続けてきた3人のご講演とパネルディスカッションを通じ、実態と問題点を明らかにして、ご一緒に考えたいと思います。
日 時 : 2009年10月23日(金)
午後6時〜8時45分(開場午後5時30分)
場 所 : ロイトン札幌2階リージェントホール
札幌市中央区北1条西11丁目 TEL011-271-2711
参加費 : 無 料
申込み : 不 要
主 催 : 札幌弁護士会
共 催 : 北海道弁護士会連合会、日本弁護士連合会
お問い合せ : 札幌弁護士会 TEL011-281-2428
講師プロフィール
服部 孝章 氏
1950年北海道函館市に生まれ、道内で育つ。上智大学大学院修了。立教大学社会学部教授。
専攻はメディア法、マスコミ論など。放送番組の適正化・質の向上を図る放送倫理検証委員会
(BPO)委員。自衛隊イラク派遣の際には、防衛省とマスコミの関係を厳しく批判。著書として、
『現代メディアと法』(共編著、三省堂)、『21世紀のマスコミ』(編著、大月書店)等。
斉藤 光政 氏
1959年岩手県盛岡市に生まれ、青森県で育つ。成城大学卒業。東奥日報社に入社し、現在、
同編集局社会部付編集委員。三沢など在日米軍基地の核問題の真相に迫った連載などで、
第6回平和・協同ジャーナリスト基金賞、新聞労連ジャーナリスト大賞等を受賞。著書は『在日
米軍最前線』(新人物往来社)他。
三浦 辰治 氏
1964年東京都台東区に生まれ、育つ。立教大学卒業。1989年北海道新聞社に入社し、道不正
経理問題などを取材した後、2004年から東京支社勤務。2007年7月からワシントン支局で米大統
領選、米経済危機などを取材。今年7月より報道本部編集委員。2006年には、テレビ、報道等の
優秀番組を表彰するギャラクシー賞の選奨委員を務める。