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コラム

 

医学知識を使う場面 〜医療事故だけはありません〜

2015年11月17日
弁護士  川島 英雄   プロフィール

 私が医療事故・医療過誤事件に力を入れていることは以前にも書きました。

 そのおかげで、医学的知識に関しては、弁護士の平均水準以上には身につけていると思います。

 さて、よく考えると当たり前のことなのですが、実は、医学的な知識が要求される事件は、医療事故・医療過誤事件に限りません。

 例えば、交通事故で大きな後遺症が残ってしまったのに、その後遺症の程度が大したことがないと、保険会社から主張されているような場合です。
 こういう場合、医学的知識を前提に、どのように組み立てて後遺症として認めてもらえるようにするか、また、保険会社側からの不当な反論に対抗するかが、とても大事になります。

 後遺症の場合に限らず、交通事故事件では、医学的知識は非常に重要です。
 最近では、脳脊髄液減少症や、高次脳機能障害などについて争われることも多いですが、こうしたケースでも理論的な裏付けを確認したり、医学文献を前提に言い分を構成したりするために、医学的な知識は不可欠です。

 また、他にも相続の事件や、成年後見の事件、さらには刑事事件の場合にも、医学的知識が役立つことは意外に多いものです。

 このように、何か特定の知識を平均以上に持っていたとしても、その知識の分野だけに精通しているというわけでもありませんし、その知識以外の分野が弱いというわけでもありません。
 このあたりが、弁護士探しの難しいところかもしれません。

 もし、自分が相談したい分野に強い弁護士を探したいと思った場合には、とりあえずはその分野をキーワードとして検索してみることが多いと思いますが、それはあくまでも参考程度にしていただき、さらに詳しくホームページを見て「詳しい内容の説明まできちんとできるかどうか」というあたりをよく確認してみてほしいと思います。
 裁判の実績が結論だけ紹介されているような場合は、どんな弁護士が担当しても同じ結果になった案件だっただけかもしれませんし、取扱件数ばかりが強調されている場合は、広告や集客が上手だっただけかもしれませんので。
(もちろん、実績や件数を紹介しているところが全てダメだという意味ではありません。念のため。)
 
 
 
 
 

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