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コラム

 

ふるさとライド2012春(金沢〜北海道まで) その2(準備編)

2013年02月25日
弁護士  太田 賢二   プロフィール

 2012年2月、「ふるさとライド」を決意した頃から、例年以上にトレーニングに励む。暇を見つけては、ジムでのバイク漕ぎに務め、負荷も徐々に加重。ランニングマシンで走る距離も10kmを超えるようになる。雪が溶けだすと、自宅そばの河川敷自転車道でウオーキングを心がける。4月に入ると、いわゆる闇連と称して札幌近郊の小林峠に合計4回チャレンジ。まだまだ風は冷たい。


 そうやって体調の準備は万全?なのだが、さて周囲にどうやって話そうか、という難問は未解決。特に家族への説明をどないしようか。


 実は、直前の春休みに、子供たちの進学祝いをかねて、京都・金沢と家族旅行を実施した。このときも一切連休の話はしないで、「高校になると、部活でなかなか家族で旅行もできなくなるねえ。」なんて言いながら、せっせと家族サービスにいそしんだ僕。もっとも京都では、半日ほど単独行動でレンタサイクルを乗り回してきっちりトレーニング。

 

 

 4月に入って、子供たちの高校生活が始まってまもなく、かみさんに、おそるおそる「実は今度の連休を僕にください。」と切り出す。「良いわよ。また自転車?」うんうん、ある程度はわかってるな。


「そう、金沢から札幌まで走ってみるつもり。」


 かみさんは目を見開いて、「あんたバカじゃないのお。」


 まあ無理もないか。それでも、一度言い出したら、というか、言い出したときにはすでに決めている僕の性格を知っているので、「ちゃんと保険入っといてね。」というだけで、事実上了解してくれた模様。その勢いで、実家の母にも連絡、「あんた、またあ無理ばっかりしてえ。」とお小言ちょうだい。まあ、50年あまり僕の母親をやっているのだから、反応はとうに想定済み。

 

 

 ライド中の携帯品として、ノートパソコンはちょっと重い。ふと「iPadはどうだろうか。写真はもちろん、Facebookもできるかも。」、出入りのパソコン業者に、「事務所サーバーへのアクセスとメールができれば。」と相談したところ、大丈夫とのこと。ただし注文の込んでいる時期で、納入が間に合わない!無理を言って、デモ機をライド中借りっぱなしにさせてもらう。スタートまでは、もう2週間もない。すぐに本屋で「iPadのスタートブック」と、「500円でわかるFacebook」を購入。アナログ人間だなあ。


 4月23日、無我夢中でFacebookを立ち上げ。パソコンからの写真の投稿が可能になる。まあ、なんとかなるべや。

 

 

 その他持っていない必要グッズは、4月に入ってパラパラ買い出し。やや大きめのサドルバッグは通販で購入。レインウェアやアームウオーマーや替えの手袋等々は、自転車ショップやアウトドアショップを回りながら試行錯誤。


 4月22日、マイバイクを宅急便で実家へ発送。こういうときは、折りたたみできるバイクというのは、便利。


 その他の荷物は、大小のバックに詰め込んで、いったんは、すべて金沢の実家へ送る。天気予報をみながら荷物を振り分けて、金沢から、湯田川温泉や秋田の宿へ先に送りつけておく。これで必要最小限の荷物をサドルバックに入れるだけで走行可能。リュックもほとんど背負わない。

 

 

 4月26日夜に東京経由で、金沢入り。翌27日、母校兼六中学のそばに良い自転車屋があることをみつけて、マイバイクの最終点検へ。ブレーキワイヤーが今にも切れそうだというので、思い切って買い換え。サイクロコンピューターも買い換えようと思って設置を頼んだら、「これで、ちゃんと動きますよ。」と調整し直してくれた。


 マイバイクの整備中、母校の周囲をぶらぶら散歩。慣れないiPadで、「田舎に帰っています。明日から少し自転車に乗ります。」なんてことだけをFacebookへ投稿。「友達」から、「いいね」とともに、「のんびりしてください。」などのコメントあり。気持ちがずいぶん高まってきた。でも撮った写真をFacebookの投稿に添付することができない。何でやろう。ちょっと不安なスタート前日。

 

 

 

母校 兼六中学≫

 

 

 

 

 

 ≪金沢:浅の川≫

 

 

 

 

 

 ≪チューンナップ完了(金沢城大手門前)≫

 

 

 

 

 

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