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コラム

 

サッカーW杯に思うこと

2010年08月09日
弁護士  川島 英雄   プロフィール

 本コラム執筆時点でもまだW杯は続いているところですが、とりあえず私なりの日本代表の試合の感想めいたことを書きたいと思います。

 

 まず、率直に、今回のW杯では、選手が本当によく頑張ったと思います。心から「お疲れ様でした」と言ってあげたいと思います。


 また、実際に予選リーグ突破という結果を残し、決勝トーナメントでもPK戦で敗退したとはいえ延長戦まで引き分けという結果を残したことについては、とても評価できると思います。

 
 ただ、だからといって、日本が世界に通用するほど強くなったということではなかったと思います。あくまでも、日本が世界レベルより実力的に劣っていることを前提に、選手達がその差を埋めるために一生懸命に走り続けたこと、また、それだけの精神的な強さを見せてくれたということが、今回の日本代表のよかったところだと思います。


 にもかかわらず、マスコミを含めた世論の雰囲気が、今回の結果を過大評価して持ち上げているだけにとどまってしまっており、成果と課題をきちんと整理しないままになってしまうのではないかと、ちょっと不安を感じています(本当にサッカーをよく知っている方々は違うと思いますが)。特に、W杯直前までのバッシングの雰囲気から手のひらを返したかのような反応は、何とも言い難いところです。

 

 今回のサッカー日本代表のことに限らず、日本には、このような突然手のひらを返したかのような世論の急激な変化や、一旦いいムードになってしまうとそのムードばかり過大評価してしまい、きちんと成果や課題を整理したりしない傾向があるように思えてなりません。以前、選挙でも似たようなことがあった気がします。その結果どうなったか…みんな忘れてしまったのでしょうか?


 もちろん、折角いい結果が出たのですから、持ち上げるのもいいムードに浸るのも悪くありません。ただ、それで本当の意味での成果や課題を整理し分析する冷静な視点を持たないことは、非常に危険なことではないかと思います。

 

 …本当は純粋にサッカーのことについて感想を書きたかったのですが、どうも世の中の反応が気になってしまい、結局こんな話になってしまいました。


 サッカー日本代表については、今回成功した理由である(と私が思っている)「運動量」と走り続ける「精神力」については、日本の強みといってもよいと思います。この強みの部分は今後もぜひ継承してもらいながら、さらに技術面などで少しでも強豪国に近づいていってくれれば…そうすればすばらしい「日本らしいサッカーを実現する日本代表」になってくれるのではないかと思います。そういう意味で今後も期待したいと思います。

 

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