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コラム

 

私の野球遍歴(その1・少年編)

2009年02月09日
弁護士  太田 賢二   プロフィール

 

 僕が幼稚園の頃は,まだまだ学年を超えて近所の子どもが一緒に遊ぶことが多かった。まあ小学校高学年をガキ大将みたいのにして,幼稚園児までを引き連れて遊ぶという雰囲気。そんな雰囲気の中で,はじめて『野球もどき』にであった。『野球もどき』というのは,三角ベースだとか,ライト打ちなしだとか,集まった人数や場所にあわせて,いろいろとルールを作ってやっていたからだ。
 

 そんなルールの一つに「ただまぜ」というのがあった。小学校高学年から幼稚園児までいるわけだから,小さいのは当然へたくそ。守備位置は,それこそ外野の後ろにでも遊ばせておけばいいが,打たせないわけにはいかない。でもヒットの出る確率はほとんどゼロ。それで,そういう奴のアウトカウントは数えない,というのがこのルール。ある時期,僕がただ一人このルールの適応を受けた。記憶では,同年齢の子どもは,僕以外に少なくとも3人はいた。母校は,近所で一番へたくそだった。
 

 そんなことで,まあ子供心にいたく傷ついたのだろう。その頃の僕の一人遊びは,もっぱらボールを追っかけていた。例えば,近所の家の壁などに勝手にストライクゾーンを作って,そこへ向かって投げること。あるいは,高いビルの壁や屋根の上めがけてボールを投げて,それをキャッチする繰り返し。
 

 そのうち『巨人の星』という漫画が始まって,これに完全にのめり込んでしまった。夕方も暗くなるまで一人でボールを追いかけた。また正月元旦,一面雪景色の中,一人家の前でバットを振ったり,近所を走ったりしていた。
 

 そうこうしていうるうちに同じ学年の仲間うちでは,それなりに野球ができる方になっていたように思う。夏休みの校下町内会対抗ソフトボール大会は,何よりの楽しみだった。今にして思えば,人一倍ボールを追っかけていたので,なとかそうなったのだろう。野球センスというものは,全然持ち合わせていなかった。

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