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コラム

 

北海道石炭じん肺訴訟解決記念誌出版 18年間のたたかいの歩み

2008年12月08日
弁護士  田中 貴文   プロフィール

 

 平成17年7月14日,最高裁は国の上告受理申立を受理しない旨の決定を下した,この日をもって,北海道石炭じん肺訴訟1陣(原告患者数171名),2陣(同55名),3陣(同145名),合計371名の18年に及ぶ裁判は最終解決をみた。そして最終解決から3年を経過して,このたびようやく「燃える石炭 その陰で 北海道石炭じん肺訴訟18年のあゆみ」が出版することができた。

 

 本書は北海道における石炭産業の位置付け・その興亡史,じん肺被害の実態からはじまり,なぜ国を被告としてたたかったか,国や企業の責任を認めさせるために原告,弁護団,支援が国や企業,裁判所に対してどのような活動を行ったかなどを一冊にまとめたものである。訴訟に関わった弁護士は100名を超える。18年のたたかいを一冊の本にまとめるというのは困難な作業である。しかも北海道石炭じん肺訴訟が解決した後も,国や企業に対して1000名を超えるじん肺被害者がその救済を求めて立ち上がったことから,新訴訟の解決にも取り組む必要があった。このような事情から3年を経過してようやく本年12月に「記念誌」の発刊に至ることができた。

 

 原告被害者,弁護士,支援の頑張りと,広範な世論の支持なしにこの訴訟は解決できなかった。この記録集は18年に及ぶじん肺患者,家族,遺族そして弁護団,支援の「人間回復のたたかい」の記録である。

 

 本書をご希望の方は,当事務所宛てに「じん肺記念誌送付希望」の旨を明記し,郵便切手1000円分をお送りください。

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